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2015 年度 研究成果報告書

英国18世紀の新古典主義建築思潮における経験論哲学の影響に関する考察

研究課題

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研究課題/領域番号 25420674
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 建築史・意匠
研究機関前橋工科大学

研究代表者

星 和彦  前橋工科大学, 工学部, 学長 (70269299)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード『市民建築論』 / ウィリアム・チェンバーズ / 新古典主義建築 / 経験論哲学 / 英国 / 18世紀
研究成果の概要

チェンバーズのギリシア建築批評は、表現の激しさやギリシア指向の高まりへの反発から感性的とされるが、建築史的観察にもとづく起源や発展に対する視点、建築評価における構造的視点など、評価のもつ論理性も注目されてよい。また、部屋の大きさの規程は、古典的比例論への批判を基礎とするが、かれの主張は、単に美的な判断に関わるだけでなく、建物の建てられる状況や気候、部屋の目的や使われかた、そしてみえかたをも含む視点からなっていたといえる。ヒュームの思考が直接的に影響をもったとはいえない。しかし、方法論的に、ルネサンス以降の古典的比例論とその構成を、方法論的に超えていく刺激を与えたことは確かであるといえる。

自由記述の分野

西洋建築史

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公開日: 2017-05-10  

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