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2015 年度 研究成果報告書

裏目尺による社寺建築の設計技法に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25420676
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 建築史・意匠
研究機関大阪市立大学

研究代表者

大上 直樹  大阪市立大学, 都市研究プラザ, 都市研究プラザ特別研究員 (60411732)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード社寺建築 / 枝割制 / 度量衡 / 裏目尺 / 規矩術 / 設計 / 整数比
研究成果の概要

本研究は裏目尺による社寺建築の計画技法に関する研究である。裏目尺は√2倍の尺のことで、これまでは軒規矩術法においてのみ使われると考えられてきたが、本研究によって、裏目尺は規矩術以外にも多様な使い方が存在することが明らかになった。例えば東大寺南大門や法隆寺夢殿などでは、建物全体が裏目尺で計画されていて、同様の事例は大変多いことを明らかにした。また、仏堂や神社本殿など多くの建物の全体規模が裏目尺で定められていることを明らかにした。
こうした技法は現在の枝割制の解釈とまったく反対の計画法であり、日本建築の計画技法を根本から問い直す手掛かりとなると考えられる。

自由記述の分野

日本建築技術史

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公開日: 2017-05-10  

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