研究課題/領域番号 |
25420680
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
深見 奈緒子 早稲田大学, イスラーム地域研究機構, その他(招聘研究員) (70424223)
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研究協力者 |
マールーフ・ジャメール マラヤ大学, 研究員
真道 洋子 東洋文庫, 研究員
モハメド・ソリマン 考古省, コプトイスラーム部門長
辻村 純代 国士舘大学, 研究員
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | モルディブ / 建築文化 / 伝播・受容・定着 / イスラーム / 珊瑚石 / モスク / 離島 / 環礁 |
研究成果の概要 |
モルディブ諸島の珊瑚石モスク26棟の調査と既往のインド洋周域調査および文献から、モルディブのイスラーム建築について以下5点が判明した。 それらは、1)モルディブの珊瑚石モスクの独自性、2)1000年以上前スリランカやインドから到達した仏教・ヒンドゥー教文化からの影響、3)12世紀以後、西の乾燥地から到達したイスラーム文化の影響、4)東から到達した熱帯木造文化の影響、5)1000kmにも連なるモルディブ諸島全体の建築文化の一様性である。これらが、連関しながら環礁モルディブ特有の珊瑚石建築文化を創出したことを明らかにした。
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自由記述の分野 |
イスラーム建築史、インド洋建築史
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