研究課題
基盤研究(C)
電気抵抗測定と組織観察を用いて高窒素オーステナイト(10at. %N)の等温変態曲線を決定した。ノーズ温度が400℃にある二段Cカーブを示すことがわかった。480℃以上ではFe4Nが析出してから縞状のブラウナイト組織が生じるが、450℃以下ではベイナイト組織が生じた。φ10mm軟鋼棒に生成させたオーステナイト層をノーズ温度で10分間熱処理すると750Hv程度の硬度が得られることがわかった。
材料物性