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2015 年度 研究成果報告書

陽極接合による接合界面が透明化するガラス同士の接合法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25420729
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 複合材料・表界面工学
研究機関大阪大学

研究代表者

高橋 誠  大阪大学, 接合科学研究所, 講師 (10294133)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード陽極接合 / 陽極酸化 / 光透過性 / 界面反応 / イオン伝導 / 微細組織 / 光学ガラス / 精密接合
研究成果の概要

陽極接合における導体側材料の酸化を利用して,導体層を仲立ちとしたガラス同士の貼り合わせ陽極接合で接合界面が可視光に対して透明になる継手を作成する手法を開発した.仲立ちとする導体層にアルミニウムもしくはチタンを選び,導体層の厚さと接合条件を適切に設定することで,ソーダライムガラスや多くの品種の光学ガラスで,70-80%の光透過率を持つ継手を作成することができた.透明度の高い継手では,接合の仲立ちに用いた導体層が酸化によって消尽しており,そのため接合界面は透明化すると同時に導電性を失うことを見出した.チタンと各種ガラスの適切な陽極接合条件,また一部のガラスが通電によって着色する現象も見出した.

自由記述の分野

材料加工,金属組織

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公開日: 2017-05-10  

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