研究課題
基盤研究(C)
ポーラス金属のセル構造と超塑性金属の微細結晶粒を有するポーラスZn-22Al超塑性合金を作製した。発泡剤を用いた鋳造法により作製された試料は、気孔率80%平均気孔径2.9 mmであった。溶体化、人工時効により、平均結晶粒径5ミクロンの微細粒組織が得られた。準静的および動的圧縮試験により、ポーラスZn-22Al超塑性合金が高いひずみ速度感受性指数を有することがわかった。本研究により創成した超塑性の特性を有する新しいポーラス金属は、衝撃吸収材料としての応用が期待される。
金属材料工学