研究課題
基盤研究(C)
本研究では,球状ホイールによる人工衛星の姿勢を制御する手法を提案した.計画当初において,圧電素子による球状ホイールの駆動を行い,一定の成果を得ることができたが,回転方向の制御性能や消費電力など,新たな問題が生じた.そこで,球状ホイールの駆動方法を見直し,回転速度や回転方向の制御性が向上したほか,消費電力も改善することができた.提案した姿勢制御装置を衛星モデルに取り付け,浮上盤を用いた検証実験を行い,提案手法の有効性を確認した.
制御工学