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2015 年度 研究成果報告書

狂犬病ウイルスを用いた網膜神経節細胞と大脳視覚領域との多シナプス性構造基盤の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25430004
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経生理学・神経科学一般
研究機関東京大学

研究代表者

澤村 裕正  東京大学, 医学部附属病院, 助教 (70444081)

連携研究者 二宮 太平  京都大学霊長類研究所, 統合脳システム分野, 研究員 (40586343)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード狂犬病ウイルス
研究成果の概要

逆行性神経トレーサーである狂犬病ウイルスを用いて網膜神経節細胞から大脳高次視覚野の腹側経路に位置するV4および背側経路に位置するMT/V5へ到達するための経路を検討した。マカクサル網膜フラットマウントに標識細胞が認められ、先行研究の結果と合わせ網膜とV4及びMT/V5とは、最も少ないシナプス数としてそれぞれ3次ニューロン結合、2次ニューロン結合で連絡をもっている可能性が考えられた。
また病態生理からのアプローチとして色覚異常、立体視機能異常を含む高次視覚障害を呈した脳炎の臨床症例で網膜と高次視覚野との関連を検討し、網膜には影響がなかったことを報告した。

自由記述の分野

神経眼科

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公開日: 2017-05-10  

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