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2016 年度 研究成果報告書

扁桃体中心核におけるシナプス可塑性の可視化とその生理的意義

研究課題

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研究課題/領域番号 25430015
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経生理学・神経科学一般
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

渡部 文子  東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (00334277)

研究協力者 加藤 総夫  
高橋 由香里  
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワードマウス / 情動 / 扁桃体 / 痛み
研究成果の概要

痛みなどの無条件刺激と条件刺激との連合学習には、扁桃体基底外側核が連合の座とされてきた。一方、侵害受容信号は橋の腕傍核(lPB)から扁桃体外包中心核(CeC)に直接入力する。すなわち、CeCはlPBからの直接経路と、高次処理された間接経路との連合の座と捉えられる。我々は、直接経路・間接経路が情動学習依存的にシナプス増強を示すことを見出した。また、lPBの抑制は恐怖記憶の形成を顕著に減弱させた。さらに、lPBにチャネルロドプシンを発現させ投射先であるCeCを光刺激すると、人工的な恐怖記憶を作ることに成功した。以上の結果から、直接経路は忌避信号として機能することが示唆された。

自由記述の分野

神経科学、神経行動学、神経生理学

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公開日: 2018-03-22  

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