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2014 年度 実施状況報告書

平衡覚伝導路形成における細胞接着分子プロトカドヘリン9の役割の解明

研究課題

研究課題/領域番号 25430037
研究機関関西医科大学

研究代表者

平野 伸二  関西医科大学, 医学部, 教授 (80222248)

研究分担者 由利 和也  高知大学, 医歯学系, 教授 (10220534)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードプロトカドヘリン / カドヘリン / 神経回路形成 / 動眼反射 / 細胞接着分子
研究実績の概要

本年度は4月に新所属に異動したので、まず25年度末にできたプロトカドヘリン9ノックアウトマウス(Neo -)の搬送・移設を行った。次にNeo+マウスで観察された動眼反射の結果をNeo-マウスで再確認するために、共同研究者である永雄博士が所属する研究室に受精卵を搬送した。そしてマウスを個体化・繁殖をし動眼反射の解析の準備を整えた。一方、記憶などを含めたより一般的な行動解析のために共同研究を行っている理化学研究所BRCに送ったマウスは、繁殖数が予定数を下回ったので、再度繁殖を行って解析の準備を行った。また、プロトカドヘリン9マウスとの比較のために、プロトカドヘリン1ノックアウトマウスをBRCに搬送し、一般行動解析の
準備を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

所属の異動により、動物の搬送、研究室のセットアップ、人員・研究費不足などが生じたため、予定より遅れている。これらの問題の一部は26年度に改善したが、一部は27年度も続くと予想される。

今後の研究の推進方策

共同研究により行っている行動解析は27年度に結果が出る予定である。27年度に組織化学的法を用いた形態解析を進め、これらを合わせて研究成果としたいと考えている。

次年度使用額が生じた理由

購入物品が当初の予定より安くなったのでわずかながら差額が生じたため。

次年度使用額の使用計画

差額は次年度に試薬等の物品費として使用予定。

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公開日: 2016-05-27  

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