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2015 年度 研究成果報告書

平衡覚伝導路形成における細胞接着分子プロトカドヘリン9の役割の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25430037
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経解剖学・神経病理学
研究機関関西医科大学 (2014-2015)
高知大学 (2013)

研究代表者

平野 伸二  関西医科大学, 医学部, 教授 (80222248)

研究分担者 由利 和也  高知大学, 医学部, 教授 (10220534)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードプロトカドヘリン / カドヘリン / 神経回路 / 動眼反射 / 平衡覚 / 細胞接着分子 / 精神神経疾患
研究成果の概要

細胞接着分子プロトカドヘリン9は、平衡覚伝導路に特異的に分布しているが、その生理的な機能はわかっていない。本研究では、ノックアウトマウスを用いて、この分子が実際に平衡覚伝導路の形成や平衡感覚に関わっているかを形態学的および行動学的に検証をした。まず、発生期の神経回路形成などを組織化学的に調べたが、特に異常が見いだせなかった。一方、行動解析においては、平衡感覚や学習などの行動には異常は見られなかったが、視機性動眼反射で異常が見られるとともに、情動性が高まっていることがわかった。以上の結果から、プロトカドヘリン9が前庭動眼神経系や情動系の神経回路で機能していることが明らかになった。

自由記述の分野

神経発生学

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公開日: 2017-05-10  

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