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2016 年度 研究成果報告書

筋ジストロフィーにおける細胞外分子補充療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25430049
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経解剖学・神経病理学
研究機関名古屋大学

研究代表者

伊藤 美佳子  名古屋大学, 医学系研究科, 助教 (60444402)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード筋ジストロフィー / AAV / Biglycan / mdx
研究成果の概要

デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)は骨格筋でのdystrophin欠損による筋力低下を特徴とする進行性遺伝疾患である。細胞外マトリックス分子であるbiglycanは、dystrophinの機能を代償し得るutrophinの発現を誘導することが知られている。本研究ではDMDモデルマウスであるmdxマウスにAAVを介してbiglycan遺伝子(BGN)を導入した。AAV-Bgnを全身投与したmdxマウスでは、筋組織および肝臓でのBiglycanの発現量が増加し、筋組織においてUtrophinの上昇が確認された。また運動症状が回復し、筋組織病理像の改善が見られたことから、有効性が示された。

自由記述の分野

神経科学

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公開日: 2018-03-22  

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