研究課題
基盤研究(C)
我々が細胞内トラフィッキングに関与するsmall Gタンパク質であるクラスII ARF遺伝子のKOマウス(以下、Tremorマウス)を作製したところ、生後3週目から前脚と頸部に強い振戦を示した。各種薬剤を用いて検討した結果、本態性振戦モデルマウスの可能性が高いことが分かってきた。小脳プルキンエ細胞の電気生理学的解析を行ったところ、Tremorマウスの活動性が大きく低下していた。また、プルキンエ細胞におけるNav1.6の免疫反応性が著しく低下していた。
神経化学