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2015 年度 研究成果報告書

脳神経系における硫化水素の二次メッセンジャー8-メルカプト-cGMPに関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25430069
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経化学・神経薬理学
研究機関大阪府立大学

研究代表者

居原 秀  大阪府立大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (60254447)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード8-メルカプト-cGMP / 8-ニトロ-cGMP / システインパーサルファイド / 活性イオウ分子 / メチル水銀 / レドックスシグナル
研究成果の概要

硫化水素関連物質として、システインのSH基にイオウが過剰に付加したシステインパーサルファイドを同定し、生体内に多量に存在することを明らかにし、反応性の高さから「活性イオウ分子」と命名した。活性イオウ分子は、高い抗酸化活性とレドックスシグナル調節活性を有し、レドックスシグナルの二次メッセンジャーである8-ニトロ-cGMPを8-メルカプト-cGMPへと変換する。8-メルカプト-cGMPが脳や培養神経細胞で生成されることを質量分析法、免疫染色法で明らかにした。また、環境中親電子毒物であるメチル水銀による活性イオウ分子/レドックスシグナル調節機構の破綻による新奇の毒性発現メカニズムを解明した。

自由記述の分野

神経化学

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公開日: 2017-05-10  

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