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2015 年度 研究成果報告書

アルコールによる脳内神経の可塑的変化に対する脂質代謝系の機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 25430076
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経化学・神経薬理学
研究機関星薬科大学

研究代表者

芝崎 真裕  星薬科大学, 薬学部, 講師 (80412162)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードアルコール / 依存症 / 神経可塑性 / 脂質代謝 / モルヒネ
研究成果の概要

エタノールは古くから嗜好性飲料として広く親しまれているが、長期多量摂取によって依存症を引き起こすことが知られている。本研究結果より、エタノールを慢性処置した動物では腹側被蓋野領域において、脂質代謝酵素 (ホルモン感受性リパーゼ:HSL) の有意な増加が認められた。さらに同条件下では、ホスファチジルイノシトール(PI)の有意な増加が認められ、これらの経路に対する阻害薬を処置することによりエタノールに対する依存性が抑制された。したがって、エタノールの慢性処置は腹側被蓋野領域における脂質代謝系を変化させ、ドパミン神経系の反応性に影響を与えている可能性が示唆された。

自由記述の分野

神経科学、神経薬理学

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公開日: 2017-05-10  

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