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2015 年度 研究成果報告書

情報基盤定量法によるがんのワールブルグ効果の分子機構解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25430112
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 腫瘍生物学
研究機関九州大学

研究代表者

押川 清孝  九州大学, 生体防御医学研究所, 研究員 (50380051)

連携研究者 中山 敬一  九州大学, 生体防御医学研究所, 主幹教授 (80291508)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードプロテオミクス / がん代謝 / ワールブルグ効果
研究成果の概要

がん細胞においては好気条件下での解糖亢進(ワールブルグ効果)などの特殊な代謝が行われていることは古くから知られていたが、代謝システムの相互ネットワークによる複雑性のために、その全体像を捉えることが困難であった。本申請課題では、正常細胞とがん化細胞の差異を明らかにするために、われわれが開発した網羅的な代謝酵素の絶対定量システム『情報基盤定量法(iMRM)』を利用してワールブルグ効果の実体解明を試みた。その結果、がん化細胞特異的に上昇する代謝酵素群を特定した。これらを正常細胞に過剰発現させると、好気的条件下でのグルコース消費量および乳酸産生量が亢進し、ワールブルグ効果を引き起こすことが判明した。

自由記述の分野

プロテオミクス

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公開日: 2017-05-10  

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