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2015 年度 研究成果報告書

癌におけるPTENリン酸化異常の分子機構とその役割の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25430113
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 腫瘍生物学
研究機関宮崎大学

研究代表者

中畑 新吾  宮崎大学, 医学部, 助教 (80437938)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードNDRG2 / PTEN / リン酸化修飾 / ATL
研究成果の概要

NDRG2はATLを含む癌において発現低下し、PTENの抑制的なリン酸化(STT)亢進を介してPI3K/AKT経路の活性化に関わる。NDRG2は、PTENリン酸化を介して新規のPI3K経路の負のフィードバック制御因子として働く事を見出し、PI3K-SGK1-NDRG2経路がPI3K経路の活性化制御に重要である事を見出した。PTEN-STTをリン酸化するキナーゼ候補としてSCYL2を同定し、SCYL2の発現上昇がPTEN-STTリン酸化を誘導する事を見出した。ATL細胞におけるNDRG2発現低下は、低酸素環境下で持続的なAKT活性化を保つ事により、細胞増殖や生存に有利に働いている事を示した。

自由記述の分野

腫瘍生化学

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公開日: 2017-05-10  

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