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2015 年度 研究成果報告書

シグナル伝達と転写制御を結ぶ白血病原因遺伝子TRIB1の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 25430121
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 腫瘍生物学
研究機関公益財団法人がん研究会

研究代表者

横山 隆志  公益財団法人がん研究会, 発がん研究部, 研究員 (00535833)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードTrib1 / C/EBPα / Hoxa9 / Bcl11a / 白血病 / ノックアウトマウス / ChIPシークエンス
研究成果の概要

白血病遺伝子Trib1の発現量の異なるHoxa9導入不死化細胞Trib1 hi, lo, nullを比較すると,hiにおいて細胞増殖や細胞周期の進行,ERK1/2のリン酸化が亢進していた.Hoxa9とC/EBPaのDNA結合領域をChIP-seqにより解析し,同定したHoxa9標的遺伝子候補のうちCdk6, Kit, Cd44およびCd34はTrib1によって発現誘導され, Idh1, Tet2およびVcam1は発現抑制された.Trib1はC/EBPaの分解によるHoxa9の転写機能の修飾やC/EBPa標的である癌抑制遺伝子の発現抑制により,増殖や細胞周期の亢進を誘導する可能性が考えられた.

自由記述の分野

医薬理学

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公開日: 2017-05-10  

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