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2015 年度 研究成果報告書

腫瘍血管新生にシアル酸修飾が果たす役割の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 25430122
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 腫瘍生物学
研究機関国立研究開発法人理化学研究所

研究代表者

北爪 しのぶ  国立研究開発法人理化学研究所, 疾患糖鎖研究チーム, 副チームリーダー (80301753)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード血管内皮細胞 / 細胞接着 / PECAM / シアル酸 / レクチン / アポトーシス
研究成果の概要

本研究では、N型糖鎖の末端に付加しているα2,6シアル酸を欠損したマウスでは腫瘍内血管新生が著しく減退している現象の分子機構を明らかにするための研究を行った。まず、α2,6-シアリル化糖鎖をクラスター化させたプローブに特異的に接着分子PECAMが結合することを明らかにし、予想通りPECAMのレクチン活性を示すことが出来た。また、α2,6シアル酸欠損下で細胞表面の膜タンパク質の局在が異なっていること、VEGFに対する反応性が異なることなどを明らかにした。まずマウス肺からPECAMを精製して糖鎖解析を行ったところ、PECAM自身にα2,6-シアル酸を持つN形糖鎖を持つことも明らかにした。

自由記述の分野

糖鎖生物学

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公開日: 2017-05-10  

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