研究課題/領域番号 |
25430132
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
高橋 淳 九州大学, 生体防御医学研究所, 准教授 (80303840)
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連携研究者 |
鈴木 聡 九州大学, 生体防御医学研究所, 教授 (10311565)
谷 憲三郎 東京大学, 医科学研究所, 特任教授 (00183864)
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研究協力者 |
小林 恭介
李 妍
Mona Marwa Mohammed Hassan
里見 智佳子
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 癌予防 / 癌早期発見 / 癌遺伝子 |
研究成果の概要 |
FEAT蛋白は、大半のヒト癌で異常増加している腫瘍促進因子です。この性質を利用し、分子標的を用いた癌の早期発見、癌予防を目指した前臨床研究を行いました。1)自作の抗体でELISAキットを作り、健常人8名と癌患者134名の血漿を調べ、癌患者の血中FEAT濃度は健常人より高いことがわかりました。2)FEATを欠失したマウスES細胞を解析し、FEATが神経系の構築に必要であることがわかりました。3)ペプチドでFEATに対する免疫反応を誘導しても、正常組織に障害を起こしませんでした。4)FEATに結合するタンパクがわかり、今後FEATの酵素活性測定系を作り、FEATを阻害する阻害薬を探索する予定です。
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自由記述の分野 |
腫瘍生物学
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