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2016 年度 研究成果報告書

薬物療法により病状進行となる高悪性度乳癌の予測に役立つ分子マーカーの検討

研究課題

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研究課題/領域番号 25430144
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 腫瘍診断学
研究機関防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究

研究代表者

津田 均  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, 病態病理学, 教授 (70217321)

研究協力者 吉田 正行  国立がん研究センター中央病院, 病理科・臨床検査科
木下 貴之  国立がん研究センター中央病院, 乳腺外科, 科長
田村 研治  国立がん研究センター中央病院, 乳腺・腫瘍内科, 科長
小野 麻紀子  国立がん研究センター中央病院, 乳腺・腫瘍内科
田辺 裕子  国立がん研究センター中央病院, 乳腺・腫瘍内科
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード乳癌 / 化学療法抵抗性 / 上皮間葉移行 / トリプルネガティブ乳癌 / 術前化学療法 / 臨床的病状進行
研究成果の概要

術前化学療法中に病状進行(cPD)となったホルモン受容体陰性HER2陰性乳癌(TNBC)の指標を明らかにする目的で、cPD群22名と、対照群80名を比較した。組織所見では化生癌成分と高増殖性が、免疫組織化学的所見ではケラチン5/6, 上皮間葉移行(EMT)分子陽性、アンドロゲン受容体(AR)陰性がcPD群で有意に高頻度であった。階層クラスター解析において、11分子の発現様式によりTNBCは7つの亜クラスターに分けられ、各々は組織型、内因性サブタイプ、cPD、予後との関連を示した。細胞増殖, basal-like ,EMT, ARの組合せによりcPDとなったTNBCの特徴づけが可能と考えられた。

自由記述の分野

腫瘍診断学

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公開日: 2018-03-22  

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