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2015 年度 研究成果報告書

新規なPCNAアンロード機構による細胞周期制御とゲノム維持

研究課題

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研究課題/領域番号 25430171
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 ゲノム生物学
研究機関兵庫県立大学

研究代表者

塩見 泰史  兵庫県立大学, 生命理学研究科, 准教授 (80380567)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードPCNA / RFC複合体 / PCNAローディング / PCNAアンローディング / 細胞周期制御 / ゲノム維持
研究成果の概要

PCNAはローダーとして機能するRFC複合体によりDNAにロードされ、ゲノム制御因子のDNA集合と反応の中心となる。したがって、RFC1-RFCやCtf18-RFCによるPCNAロードはゲノム維持に必須である。本研究では、機能未知のもう1つのRFC複合体、Elg1-RFCについて解析を行った。
Elg1欠失細胞ではDNA結合PCNAが過剰になり、S期の進行は遅延した。また、クロマチン構成因子のDNA結合量は低下し、M期では壊れた染色体が多く観察された。以上より、Elg1-RFCはPCNAアンローダーとしてDNA結合PCNA量を制御し、周期進行とゲノム維持に寄与することが明らかとなった。

自由記述の分野

分子生物学

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公開日: 2017-05-10  

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