AIDによるトポイソメラーゼ1(Top1)翻訳の制御を証明するため、miRNAの変化とTop1 mRNAの制御受容部位を解析した。Top1 3'UTRをノックアウトした細胞を作成したが予想に反し、免疫グロブリン遺伝子組換えは消失せず、コード領域がターゲットされていると考えられた。 一方、AID活性化後の免疫グロブリン(Ig)遺伝子切断の責任酵素であることを、プロテアソーム阻害剤(発表済)や新規Top1阻害剤(発表準備中)を用いて確証を増やした。また、Top1とGFPの融合タンパク質のトラッピング法からBRG1存在下にTop1がFACTを介しIg遺伝子のH3K4me3に集積することを発見した。
|