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2016 年度 研究成果報告書

DNA損傷応答によりDNA複製フォークの進行をスローダウンする機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25440009
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 分子生物学
研究機関奈良先端科学技術大学院大学

研究代表者

秋山 昌広  奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 准教授 (80273837)

連携研究者 真木 寿治  奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (20199649)
片山 勉  九州大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (70264059)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワードDNA複製 / 複製フォーク / DNA損傷応答 / SOS応答 / 一分子解析 / DNAコーミング / DNAポリメラーゼ / DNA組換え酵素
研究成果の概要

複製フォーク進行の異常は、ゲノム不安定性から疾患に繋がる。そこでDNA損傷応答機構は、その異常に対処してゲノムを安定に保つ。しかし、複製フォークの細胞内動態や、その動態への損傷応答の影響は不明である。この問題を大腸菌で解明するため、複製フォーク速度を正確に測る新しい方法を開発した。そして、細胞内の複製フォークの速度分布はかなり均一であること、また、その速度は主に複製装置のDNAポリメラーゼIIIが決めることを明らかにした。さらに、DNA損傷応答では、dinBによるDNAポリメラーゼIIIの複製フォークからの解離、および、recAの新規機能が、複製フォーク速度の減少に働くことを明らかにした。

自由記述の分野

分子生物学

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公開日: 2018-03-22  

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