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2015 年度 研究成果報告書

1つの細胞が持つ新奇なウイルス防御システムの体系的理解

研究課題

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研究課題/領域番号 25440013
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 分子生物学
研究機関国立研究開発法人理化学研究所

研究代表者

新海 暁男  国立研究開発法人理化学研究所, 横山構造生物学研究室, 先任研究員 (10391989)

連携研究者 上利 佳弘  国立研究開発法人理化学研究所, 放射光科学総合研究センター, 特別研究員 (50469889)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードCRISPR-Cas / 獲得免疫 / 超分子複合体 / 電子顕微鏡構造 / タンパク質 / 低分子RNA / リボヌクレアーゼ / Thermus thermophilus
研究成果の概要

CRISPR-Cas系は細菌特有の獲得免疫系で、ウイルスのDNAやRNA等、細菌に侵入してきた核酸を分解する。高度好熱菌Thermus thermophilus株が持つ数種類のCRISPR-Cas系のうちの2種類を構成する2つの超分子複合体の構造と機能を解析した結果、両複合体共に数種類のタンパク質と低分子RNAから成る螺旋構造をしており、低分子RNAの塩基配列も両複合体間で類似していた。さらに、両複合体は同様のメカニズムで1本鎖RNAを分解した。以上の結果は、2つの複合体が共通の祖先分子から派生したこと、本菌株はウイルス感染を防御するためのバックアップを備えていることを示唆している。

自由記述の分野

分子生物学

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公開日: 2017-05-10  

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