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2016 年度 研究成果報告書

テロメア機能破綻時の染色体不安定化の分子機構

研究課題

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研究課題/領域番号 25440080
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 細胞生物学
研究機関群馬大学

研究代表者

小西 昭充  群馬大学, 大学院医学系研究科, 講師 (50381877)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワードテロメア / 染色体不安定化 / DNA損傷反応 / DNA修復 / 細胞周期
研究成果の概要

本研究では、細胞癌化に結びつく染色体末端融合の制御分子機構の解明を目指した。本研究によって、テロメア機能が破綻した際、染色体末端領域クロマチンのユビキチン化状態が、S/G2細胞周期で有意に抑制されていた。その結果、クロマチンのユビキチン化を標的に集積する染色体末端融合の必須因子である53BP1のテロメアへの集積が抑制され、S/G2細胞周期で染色体末端融合が抑制されていることを明らかにすることができた。また、テロメア保護の中心因子であるTRF2分子が直接テロメア領域のクロマチン(コアヒストン)と結合して染色体末端を安定化する新しい分子機構についても明らかにした。

自由記述の分野

細胞生物学

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公開日: 2018-03-22  

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