研究課題/領域番号 |
25440192
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
進化生物学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
藤原 滋樹 高知大学, 教育研究部自然科学系理学部門, 教授 (40229068)
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連携研究者 |
笹倉 靖徳 筑波大学, 生命環境系, 教授 (10400649)
西野 敦雄 弘前大学, 農学生命科学部, 准教授 (50343116)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | レチノイン酸 / ホヤ / 脊索動物 / 進化 / Hox1 / レチノイン酸合成酵素Raldh2 / レチノイン酸分解酵素Cyp26 / 転写調節 |
研究成果の概要 |
レチノイン酸は脊索動物の体づくりに重要なシグナル分子である。本研究ではホヤを用いてレチノイン酸合成酵素(Raldh2)と分解酵素(Cyp26)のレポーター解析を行い,エンハンサーを特定した。転写因子MespがRaldh2のエンハンサーを活性化することが示唆された。 オタマボヤの体の形はホヤと似ているが,レチノイン酸合成経路を欠く。レチノイン酸はホヤHox1遺伝子の転写に必要だがオタマボヤHox1には必要ない。本研究では,オタマボヤHox1のエンハンサーがホヤ胚において活性化することを発見した。レチノイン酸非依存的にHox1を活性化する仕組みが両種の共通祖先に備わっていたことが示唆された。
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自由記述の分野 |
進化発生学
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