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2015 年度 研究成果報告書

昆虫類核ゲノムに転移した細菌由来遺伝子群の探索とその進化的役割

研究課題

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研究課題/領域番号 25440195
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 進化生物学
研究機関放送大学

研究代表者

二河 成男  放送大学, 教養学部, 教授 (70364916)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード遺伝子水平転移 / 共生 / ゲノム
研究成果の概要

種の障壁を越えた水平転移による新規遺伝子の獲得は、遺伝情報の進化において重要な役割を担う。昆虫類の全ゲノムの塩基配列情報から、水平転移により細菌から獲得した遺伝子を同定し、昆虫がこれらの転移遺伝子群をどのように獲得したか。そして、それらの転移遺伝子が、どのような制約を受けて進化しているかを解明することを目指して研究を行った。細菌由来の転移遺伝子を持つ可能性が高いと考えられる、必須共生生物を内部共生させている生物種やその近縁種を対象として、水平転移遺伝子の検索を進めた。合計9種について解析を行い、数の違いはあれ、いずれの昆虫種からも、細菌由来の転移遺伝子の候補となるゲノム領域の同定に成功した。

自由記述の分野

分子進化学

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公開日: 2017-05-10  

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