研究課題
基盤研究(C)
タイ科魚類は全世界の熱帯から温帯に生息し、水産上の重要種を多く含み、国際的な問題である種も含み、FAOから分類学的レビューは急務とされる。本科は、赤と黒の体色を持つグループが知られ、各単系統性や起源は不明であった。そこで本科の世界的な研究を行い、12新種を含むタイ科魚類を記載し、Centracanthidae(従来大西洋の別科)はタイ科に内包されることを証明し、赤と黒のグループは単純な2系統でないことが判明した。水産学や魚類学の基礎的知見に貢献した。
魚類学