研究課題
基盤研究(C)
本研究では、水生植物が、南半球と北半球や大陸間のような長距離に隔離されて分布する事例を探索し、それが渡り鳥によって種子が散布されることによって起こったという仮説を検証することを目的とした。研究の結果、いくつかの水生植物において、種子散布が長距離の隔離分布を起こしていることが明らかになった。しかし、予想通り渡り鳥による可能性が高い場合の他に、風による散布の場合もあることが示唆された。
植物系統分類学