研究課題
基盤研究(C)
本研究は,日本と韓国の大規模干拓周辺海域において,開門・閉門の実施前後に見られる環境変動とそれに伴う底生動物群集の変化を調べて比較した.助成期間中に,有明海の諫早湾干拓と韓国セマングム干拓において,潮受け堤防内外の定点で採泥調査を定期的に毎年1回実施し,それらのデータを比較することで,大規模干拓事業が周辺海域に及ぼす影響の普遍性を明らかにして,今後の大規模干拓の開門によって引き起こされる環境と底生動物群集の変化を予測した.
現生古生態学