侵略的外来生物の防除事業が行われ,在来種が回復するケースもでてきた.この研究では外来種除去後の群集における種の優占度をアセンブリールール(生物相の種特性から群集を予測する統計・機械学習モデル)で予測する.これにより,さまざまな管理シナリオ(任意の外来種の除去,任意の在来種の追加)において成立する群集の予測地図を求めることができる. 研究の流れでは (a)種プールの変化研究,(b)アセンブリールール解析,(c)生態特性データベース構築,(d)生態特性と環境解析,(e)生態特性地図作成,(f)地点での多種の生態特性取得,(g)地点の群集予測と群集地図作成を行う.特に小笠原諸島母島で野外調査を行った.
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