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2015 年度 研究成果報告書

音響ルアーをもちいた森林性コウモリの社会生態の分析

研究課題

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研究課題/領域番号 25440236
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生態・環境
研究機関京都大学

研究代表者

デビッド ヒル  京都大学, 野生動物研究センター, 教授 (90594250)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードSocial system / Forest bat / Fission-fusion society / Vocal communication / Sex-biased dispersal / Playback experiment / Murina ussuriensis / Roosting behaviour
研究成果の概要

コウモリは観察が困難であるため、その社会性はよくわかっていない。そこで屋久島と北海道においてコテングコウモリの社会システムを調査した。DNA分析の結果、血縁メスが群れを形成すること、およびオスはメスに比べてより分散するが、出生地域のそばにとどまる事、がわかった。彼らの音声を分析した結果、メスがねぐらを離れる際、および新しいねぐらを見つけた際に最も頻繁に社会的コールを発することが分かった。プレイバックすると、その発声頻度は増加し、他個体の音声に対して積極的に応答することがわかった。コテングコウモリはほぼ毎日ねぐらを変えており、音声コミュニケーションが群れのコヒーレンスを支えていると考えられる。

自由記述の分野

Social Ecology

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公開日: 2017-05-10  

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