研究課題
基盤研究(C)
特定健診受診者1486人を対象として肝細胞増殖因子(HGF)を測定した。また骨髄機能指標としてヘモグロビン値に着目し、ヘモグロビン値は高血圧及び動向硬化に有意な正の関連を有することを認めた。HGFは高血圧罹患者において高血圧関連血管障害程度の指標に成り得ると報告があることから、ヘモグロビンとHGFの関連の検討も行った。男女ともにヘモグロビン値は有意な正の関連を高血圧罹患者で認め、日常診療において容易に測定可能なヘモグロビン値が高血圧関連血管障害の指標に成り得る事が示唆された。
応用人類学