研究課題/領域番号 |
25450004
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
遺伝育種科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
松村 英生 信州大学, 学術研究院繊維学系, 准教授 (40390885)
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連携研究者 |
浦崎 直也 沖縄県農業研究センター, 研究企画班, 上席主任研究員 (20504591)
太郎良 和彦 沖縄県農業研究センター, 研究企画班, 主任研究員 (10504772)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 性決定 / 性染色体 / ゲノム解析 / MADS-box / パパイヤ |
研究成果の概要 |
三性異株であるパパイヤについてその性決定機構を解明すべく、性染色体のゲノム配列の比較解析を行った。YおよびYh染色体のゲノム配列を独自に解析して両配列の比較を行った結果、遺伝子領域に構造違いが見られたのはMADS-boxドメインを有するSVP-like遺伝子のみであった。Yh染色体上の同遺伝子はトランスポゾン挿入が見られ、Y染色体上の遺伝子と比較するとその産物はMADS-boxドメインが欠損していた。発現解析や一過的発現解析から、本遺伝子がパパイヤにおける性決定に関わる可能性が示唆された。またX染色体上の遺伝子発現解析を雌/両性間で比較した結果、遺伝子量補正が働いていることが示された。
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自由記述の分野 |
植物育種学
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