研究代表者の育成イチゴ系統T-18-2は,25日間の24時間日長処理で,ほぼ100%の個体が花芽分化する.その後,好適な条件下で栽培すると約30日で開花し,その約30日後に果実が収穫できる.本研究の目的は,夏季の25日間の24時間日長処理が終了してから60日で収穫できるのかを明らかにし,また2)24時間日長条件で花芽分化を誘導する遺伝子の有無を判別するDNAマーカーを作製すること,だった.実験の結果,T-18-2では24時間日長処理が終了してから60日で収穫できることが明らかになった.また,24時間日長処理で花芽分化を誘導する遺伝子と連鎖性の高いDNAマーカーの存在が明らかになった.
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