研究課題
基盤研究(C)
アスパラガスの連作障害の原因を探索するために開発した無菌的生物検定系を活用して、実生の根系から放出される物質群をイオンクロマトグラフィー分析によって明らかにした。根組織及び無菌浸出液には多量の塩類が含まれており、検出されたイオン種から生体内には硝酸カリウムが蓄積されていることが推定された。土中に放出されている硝酸イオン及びカリウムイオンを特異的に吸着するようなシステムを開発するために、独自に、いわゆる機能性木炭を焼成し、標的成分を物理的・化学的に吸着するための官能基の作製方法を検討した。
農学