研究成果の概要 |
様々な脱皮ホルモン様活性化合物の合成を行い,脱皮ホルモン受容体結合親和性を定量的に評価した.イミダゾール類に関しては,イミダゾール環上のアルキル置換基(CH3, Et, iPr)の効果について調べた.イミダゾチアジアゾール類に関しては,置換基の効果を定量的構造活性相関(QSAR)の手法を使って解析し.活性上昇にとって重要な物理化学的性質を明らかにした.テトラヒドロキノリンについては,2つのエナンチオマーに分割して,絶対構造を明らかにして, 活性の違いを調べた.テントウムシとタバココナジラミの脱皮ホルモン受容体EcRをin vitroで合成し,受容体-リガンド結合実験を行った.
|