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2015 年度 研究成果報告書

マメ科植物-根粒菌共生における新しい共生経路の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25450082
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 植物栄養学・土壌学
研究機関東京農工大学

研究代表者

岡崎 伸  東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教 (40379285)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードマメ科植物 / 根粒菌 / 共生 / III型分泌機構 / エフェクター
研究成果の概要

ダイズ根粒菌Bradyrhizobium elkanii USDA61株の根粒共生に関わる新規遺伝子として、orf5208を同定した。orf5208は分泌タンパク質をコードすると推定され、Rj4遺伝子保有ダイズとの共生を阻害する一方、Rj4遺伝子を保有しないダイズでは、根粒形成を促進した。さらに、orf5208は、ダイズの初期共生シグナル伝達変異体への根粒形成に必須であることが判明した。以上の結果から、orf5208がコードする根粒菌タンパク質は、ダイズの初期共生シグナル伝達を介さない、新しい経路で根粒形成を促進することが示唆された。

自由記述の分野

微生物学

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公開日: 2017-05-10  

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