研究課題
基盤研究(C)
バイオマスボイラー燃焼灰と島根県中海から回収される海藻を肥料化して再利用する技術を検討した.燃焼灰のカリ濃度はバグフィルターから採取されたものが最も高かった(K2O:15~35%).燃焼温度が高くなるにつれてカリ濃度は低下した.主に回収される海藻はオゴノリでありカリ濃度は10~15%であった.ポット栽培試験において資材間に有意差は無く,燃焼灰と海藻がカリ鉱石の代替資源となりうる可能性を認めた.
土壌学・作物栄養学