研究課題/領域番号 |
25450160
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食品科学
|
研究機関 | 北見工業大学 |
研究代表者 |
新井 博文 北見工業大学, 工学部, 准教授 (70295848)
|
研究分担者 |
山田 耕路 崇城大学, 生物生命学部, 教授 (60158186)
|
連携研究者 |
山岸 喬 北見工業大学, 工学部, 特任教授 (80271758)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
キーワード | アレルギー / ポリフェノール / タンニン / テリマグランジン / ヒスタミン / ロイコトリエン |
研究成果の概要 |
現在、日本人の約30%が何らかのアレルギーに罹っていることが知られている。花粉症等の即時型アレルギーは、マスト細胞が刺激されることで引き起こされる。本研究では、マスト細胞によるアレルギー反応に対するハマナス花弁由来加水分解性タンニンの効果を培養細胞を用いて調べた。 ハマナス花弁由来加水分解性タンニンの一種であるテリマグランジンIは、刺激したマスト細胞からの化学伝達物質の放出を抑制した。また、テリマグランジンIは、細胞内シグナル伝達物質のリン酸化および細胞内カルシウムイオン濃度の上昇を抑制した。これらの結果から、テリマグランジンIはアレルギーの抑制に有効であることが示唆された。
|
自由記述の分野 |
食品機能学
|