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2015 年度 研究成果報告書

甘味タンパク質の構造と呈味発現、苦味抑制機構の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 25450167
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 食品科学
研究機関京都大学

研究代表者

桝田 哲哉  京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教 (80311744)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード甘味タンパク質 / ソーマチン / X線結晶構造解析 / 室温構造解析 / 苦味抑制
研究成果の概要

ソーマチンIIの分解能0.99Åの構造を決定し、甘味受容体との相互作用には側鎖の揺らぎが重要であるという新しい知見を得た。X線自由電子レーザーにより室温条件下で放射線損傷のない構造を決定した。酸性アミノ酸残基に点変異を導入することで甘味度を強化することに成功した。この知見を踏まえソーマチンと甘味受容体の相互作用予測が可能となり、ソーマチンの高甘味度化は受容体との接触領域を増加させた結果もたらされる可能性を示唆した。苦味抑制効果について苦味受容体を培養細胞に安定発現させた細胞アッセイ系を用い、官能検査に依らず、客観的にソーマチンの苦味抑制作用を確認し、その作用機作の一端を明らかにした。

自由記述の分野

食品生化学

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公開日: 2017-05-10  

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