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2016 年度 研究成果報告書

トレハロースの新たな水和特性とタンパク質凝集抑制メカニズム

研究課題

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研究課題/領域番号 25450188
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 食品科学
研究機関川崎医療福祉大学 (2015-2016)
大阪青山大学 (2013-2014)

研究代表者

奥 和之  川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 教授 (40549797)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワードトレハロース / 疎水性相互作用 / タンパク質凝集抑制 / βアミロイド / 生体間相互作用解析 / 核磁気共鳴分析b
研究成果の概要

トレハロースが持つ生体構成成分の保護・安定化効果について、水和特性からみた新規なメカニズムを提唱した。本研究では、トレハロースが芳香族アミノ酸と直接相互作用することを実験的および理論解析により明らかにした。次に、トレハロースのタンパク質凝集抑制作用として、βアミロイドの凝集反応について検討し、トレハロースはβアミロイドと直接作用してβアミロイドの凝集を抑制することがわかった。トレハロースの疎水ポケットにβアミロイドの疎水基が作用し、疎水基同士の相互作用を抑制することによると考えられ、トレハロースの新たな水和特性が示唆された。

自由記述の分野

糖質科学

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公開日: 2018-03-22  

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