研究課題
昨年度、大腸菌のタンパク質発現系を用いて発現を試みた5種類のアスパラガスのモノリグノールアシル化酵素候補遺伝子のうち、大腸菌での発現量が極めて少なかった3種類の遺伝子について、今年度は、ベクターを変更して発現を試みた。その結果、このうちの1種類の遺伝子については、タンパク質が可溶性画分に発現し、p-クマロイル-CoAとp-クマリルアルコールからp-クマール酸p-クマリル合成活性を示すことに初めて成功した。さらに、この酵素の基質特異性を解明するため、酵素反応生成物の合成標品の合成を進めた。
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Planta
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Geomicrobiology
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http://www.rish.kyoto-u.ac.jp/lmsfpm/gyoseki.html