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2015 年度 研究成果報告書

新規分子鎖配向セルロースゲルの調製とその構造および機能

研究課題

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研究課題/領域番号 25450243
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 木質科学
研究機関九州大学

研究代表者

巽 大輔  九州大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (60293908)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードセルロース / ゲル / 配向 / 光学異方性 / 小角X線散乱
研究成果の概要

セルロースを水酸化ナトリウム水溶液に溶解させ、これにイオン交換樹脂を添加、または電圧を印加したところ、いずれにおいても配向ゲルが得られた。これらのゲルの偏光顕微鏡観察により、セルロース分子鎖がイオン交換樹脂面、またはイオン交換膜面に平行に配向することが示された。小角X線散乱測定では、得られたゲルのネットワーク構造を検討した。サンプル中の相分離の相関長は、配向したエレメントに特徴的な長さとみなせ、8~11 nmのオーダーであった。また、配向ゲルには凝集が存在し、そのスケールは20~30 nmであることが示された。以上より、配向ゲルは棒状のエレメントが並んだドメインを有することが示唆された。

自由記述の分野

高分子材料学

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公開日: 2017-05-10  

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