研究課題/領域番号 |
25450281
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
篠田 章 東京医科大学, 医学部, 講師 (70401297)
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研究分担者 |
青山 潤 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (30343099)
吉永 龍起 北里大学, 海洋生命科学部, 准教授 (30406912)
阿見彌 典子 北里大学, 海洋生命科学部, 講師 (20588503)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | ニホンウナギ / 熱帯ウナギ / ルソン島 / 初期生活史 / 接岸回遊 / 耳石 |
研究成果の概要 |
フィリピン・ルソン島北部のカガヤン川河口で2年に亘りシラスウナギを採集した。出現種の種組成では,ルソンウナギ,太平洋型バイカラウナギ,オオウナギの3種が優占した。ニホンウナギの出現は稀で,過去に報告のあるセレベスウナギは出現しなかった。北赤道海流中に同所的な産卵場を持つニホンウナギとオオウナギの接岸日齢は両種とも150日弱で差はなかった。産卵場が不明な太平洋型バイカラウナギは170日程度と両種よりも長い傾向がみられた。ルソンウナギの接岸日齢は,熱帯に広く分布するオオウナギと太平洋型バイカラウナギの中間であり,産卵場を北赤道海流中に持つことが示唆された。
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自由記述の分野 |
魚類生態学
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