研究成果の概要 |
マスのIL-2, -15, -15Lが、魚類・哺乳類のグループの枠を超え、哺乳類IL-15Raと交叉反応する事を見出した。また逆に哺乳類のそれらのサイトカインもIL-2を除き、グループの枠を超え魚類IL-15Raと交叉反応する事を見出した。哺乳類IL-2は、哺乳類IL-2Raとのみ反応した。またニジマスのIL-2Rb, IL-21Ra またはIL-2gのエクトドメインを対応するウシ受容体鎖の細胞膜及び細胞質ドメインと結合させたものを同時にトランスフェクションした細胞で、キメラ受容体を介して細胞シグナルを付与できることを明らかにした。真骨魚類で真のIL-5ファミリー遺伝子を初めて発見した。
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