研究課題
基盤研究(C)
経営を継続する上で、必要な投資か、不必要な投資かの判断と評価が、畜産経営と指導サイドの両者に求められる。すなわち、借り手と貸し手の間の情報の非対称性の問題を克服することが重要であった。本研究では、固定化負債の状況下にあっても、必要な新規投資があること、加えて酪農経営の投資実行および指導サイドの当該投資の容認における意思決定の重要性を明らかにした。しかし、経営努力と忍耐、家族の協力を持続するためには、指導サイドが、長期に渡って支援することが肝要である。
農業経済学