研究課題
基盤研究(C)
アグロパストラルの一つ林畜複合経営について、経営的安定性を畜産部門と林業部門に必要な資源(里山、労働力、繁殖牛)の相互利用面から解明するとともに、施策との関係から存続条件を提示した。また、放牧方式によって子牛生産コストや収益性に顕著な相違が生じることを解明し、限られた労働力でより広い農林地を管理し、家畜生産性と収益性を高めるには、周年親子放牧方式が効果的であることを定量的に明らかにした。さらに、放牧に伴うリスクとリスク回避・低減策をマニュアルに取りまとめた。
農学