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2015 年度 研究成果報告書

カイコの胚子活性化時におけるミトコンドリアCa2+依存性溶質輸送体の役割

研究課題

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研究課題/領域番号 25450489
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 昆虫科学
研究機関日本大学

研究代表者

澤田 博司  日本大学, 文理学部, 教授 (60196326)

連携研究者 間瀬 啓介  日本大学, 文理学部, 教授 (60414942)
山濱 由美  浜松医科大学, 医学部, 教務員 (90242784)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードBombyx mori / diapause / HCl / DMSO
研究成果の概要

本研究では,カイコ休眠卵を塩酸処理により休眠移行阻害を行うと卵殻と卵内のCa2+量が水で処理したコントロールと比較して1/7に減少することを明らかにした。Mg2+ではこの現象は起こらなかったことから,Ca2+が特異的に塩酸処理により卵から流出することが明らかとなった。休眠卵・非休眠卵の発生に伴うCa2+の定量解析では,休眠卵の方が非休眠卵よりも2.4倍多いことも明らかにした。
一方,Ca2+と相互作用する分子の解析も同時に進行させた。その中で,ミトコンドリアCa2+依存性溶質輸送体(MCaSC)の発現解析をRT-PCRで行ったところ,塩酸処理に伴って発現が誘導されることが明らかとなった。

自由記述の分野

昆虫生理・生化学

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公開日: 2017-05-10  

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